CAST

ジュリアン・サンズ
ナスターシャ・
キンスキー
シャルロット・
ケツズブール
マルガリータ・
ロサーノ
CAST

マルガリータ・ロサーノクラウディオ・ビガリ
マッスィモ・ボネッティ
CAST

オメロ・
オントヌッティ
マルガリータ・ロサーノ
ミコル・グイデッリ
監督

兄 ヴィットリオ・タヴィアーニ

Vittorio Taviani
生年■1929/09/20

弟 パオロ・タヴィアーニ

Paolo Taviani
生年■1931/11/08

出身地■サン・ミニアート
セルジョ・ジュラモンド男爵は士官学校の優等生。ある日、国王カルロ3世が有能な副官を必要としていると聞き、セルジョは、王のもとを尋ねる。王は彼の有能さと忠誠心を認め、南部の田舎貴族である彼に、公爵令嬢を嫁がせることまで約束したのだった。ところが実はその公爵令嬢は、王の愛人で・・・。王と婚約者の裏切りに絶望するセルジュ。一転して、隠者としての道を生きると決心した彼が、旅に出るが……。
トルストイの晩年の自伝的作品『神父セルギイ』を材
プロローグと5つのエピソードの合計7つの話からなるシチリアの人々の心と歴史を描いた大作。

プロローグ:“混沌”という意の“カオス”と呼ばれるシチリアの村。卵を温めている雄カラス。それをみつけた羊飼いは卵を破壊した上、羊の首につけるベルをカラスにくくりつけ、空へと放つ。
残酷で滑稽な人間という存在を象徴したシーン。

第1話「もう一人の息子」:アメリカに移民した息子に手紙を送り続ける老女。いちばん親孝行な、だったりするものだが、側にいる子供がいちばん憎まれている。何故、憎まれてるのかという理由が残酷な切ない話。

第2話「月の病」:満月の夜になると狼男のごとく暴れ狂う病気をかくして結婚してしまった男。そして、その妻の母親のとった計らいは・・・。

第3話「かめ」:オリーブ畑の地主が大収穫であるのを見計らっては、大喜びでおおきな瓶を買う。しかし一晩明けると、なぜか瓶が二つに割れている。“瓶修理名人”とケチな地主との知恵比べ。

第4話「レクイエム」:自分の土地ではないため、、ここで死んでも、隣町の墓地に眠らなければならないという羊飼いたちが、地主の男爵家に、墓地の建設許可を求めてストライキをおこす。

エピローグ「母との対話」:原作者ピランデッロが故郷に久々に帰ってくる。そして、死んだ母の幻影と対話し、子供たち(彼の子供時代)と出会う。子供たちが鳥のように両手を広げ、はばたかせながら、白い砂丘から海に飛び込むシーンは幻想的。
第二次大戦終戦末期、支配下においていたトスカーナのある村を破壊して撤退をしようというドイツ軍。そこから逃げ出そうとする数名の村民たち。逃げ出すことに成功した村民たちが、アメリカ軍の保護を求めて旅する姿を映し出す。また、同じイタリア人同志で、ファシストとそうでない者の立場の違いを、ある時はユーモラスに幻想的に、そして残酷に描いている。

カンヌ映画祭審査員特別賞
幼い頃から音楽教育を受け、兄はピアノ、弟はヴァイオリンを学ぶ。ピサの高校・大学に進学。兄は法律、弟は文学を専攻した。
ロッセリーニ監督作品「戦火のかなた」に兄弟は感銘を受け、2人とも大学を中退。ローマでドキュメンタリー映画の仕事をやりながら、ヴァレンティーノ・オルシーニと共同監督作品をいくつか発表。1967年以降、兄弟だけで作品の監督を手掛けるようになる。おもしろいのは、兄弟でカット数を半分ずつ演出するという手法をとっている。
作品「父/パードレ・パドローネ」はカンヌ映画祭でグランプリを受賞。