白ワイン街道。
その響きに何やらものすごい期待を込めて、
向かうはヴィチェンツァ Vicenza。
ヴェネト州の白ワインを飲み干すつもりで向かって
いるけど、スタート地点を決めてなかった。
もうすぐヴィチェンツァに着いてしまう。
アッ、これまたそそられる地名発見。
☆バッサーノ デル グラッパ Bassano del Grappaって、
ひょっとしたらあのお酒の名前のグラッパかしら。
しかも白ワイン街道の隣街だなんて。
”ソアーベ Soave”の時の同じように、
名前の由来が地名からでありますように。
ヴィチェンツァで電車を乗り換えて
チッタデッラ Cittadellaヘ。
チッタデッラでまた乗り換えて
バッサーノ デル グラッパへ向かう。
…のつもりだったけど、1時間半も次の電車が無い。それならば、
バスでチッタデッラまで行き、そこから電車でグラッパへ行こう。
バッサーノ デル グラッパに着くと、
イタリアではない何処かドイツ風な他の国にいる様な
街の雰囲気で、ちょっと驚き。
それにしても緑が多く、落ちついた感じの街だわ。
インフォメーションで紹介してもらったホテルに荷物を置いて、
やっぱりグラッパ酒の街だったこの街の散策へ。
橋のたもとにバールを発見。女性一人ではちょっと気がとがめる店構え。
好奇心で入ってみると、グラッパの匂いがぷんぷん。

こんな時間から皆さん好きねー。15年物、50年物など
熟成度による琥珀色の飲物は、私の知っている無色透明の
グラッパとは比較にならない程まろやかで、…なんて美味しいの!
ロマンチックな雰囲気と酔いも手伝ってか、
だんだん白ワイン街道が遠くなるのが分かった。
という事で、好みの町には3・4日滞在しなくちゃ。
ホテルに帰ると、日本人男性の宿泊客に会った。
久しぶりの日本語だったので、調子に乗って夕食をご試走してしまった。
彼は既に白ワイン街道を訪ね、万年筆の「モンテ・グラッパ」を求めて
ここへやって来たらしい。
こんな所で万年筆が作られていたんだ…ちっとも知らなかった。

彼は、ワインの知識も無しにワイン探求と称して旅している私に、
ちょっと呆れた様子。明日から南へ向かう予定だそうだ。
その前に、彼から白ワイン街道の情報を仕入れて、ワインの
方向へ軌道修正しようかなー。2、3日後から。