歴史地区が世界遺産となっていフィレンツェ はイタリア中部はトスカーナ州にある中都市 です。メディチ家の支配下のもと14〜16 世紀頃華やかなりしルネッサンス様式の宝庫 であり、イタリアでも最も魅力的な街の1つ といえます。同市とそのルネサンス文化のシ ンボルは、町の中心にある巨大な円蓋をもつ サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 、 ドゥオーモです。あまりにも巨大な石造りの 建築物は、訪れる者の度肝を抜きます。


大聖堂の前と横には、洗礼道とジョットの鐘 楼を加え華やかな彩りを加えています。その 礼拝堂で常に人だかりが出来ている門は、通称“天国の扉”。「デザインコンペ」の勝者 であるギベルディの作品です。ドゥオーモの 円蓋を設計したブルネレスキは参加しながら も敗者となりました。その扉の試作品はドゥ オーモ美術館に展示されています。

洗礼道の内部は
黄金色の モザイク画
大聖堂のドーム上部は
展望台 になっています。
ドーム内は ヴァ ザーリ作
"最後の審判" のフレスコ
画が描かれています
とりあえず、フィレンツェへ来たなら、ジョットの鐘楼へ上がって みましょう。狭い階段の塔を登り詰めると、そこから、オレンジ色 の屋根瓦に覆われた、シックで統一感のあるフィレンツェの街の形 を見る事が出来ます。それは大聖堂を取り巻くように広がり、何よ り、直ぐ横にドゥオーモのオレンジのクーポラを目の当たりにする ことができます。(写真左上)こんな迫力あるパノラマは、ここ意 外に観られません。
華やかでルネッサンス文化は、緑・ローズ・白の大理石で彩 られた 大聖堂や名画「ヴィーナス誕生」や「春」を収蔵展示しているウフ ィッツィ美術館、やピッティ宮殿に見つけることが出来ます。 フィレンツェの町は、絵になる街角の連続で、街の大きさが“ちょ うどいい”。ルネッサンス時期に繁栄した街は現代でも通りに人々 が耐えることなく町に活気を与えています。
ポンテ・ベッキオ橋とその上 のヴァザーリの回廊。橋の両 側 は、貴金属になっています
 

ドゥオーモや美術館の他に、フィレンツェの重要な建物は、 何と言っても、ルネッサンス期に、画家や建築家や職人の パトロンとしてフィレンツェを繁栄させた「メディッチ家」 ゆかりの建物です。
 
写真左からサンマルコ寺院、 サンタ・クローチェ教会、 サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
    ピッティ宮殿とその庭
今のフィレンツェはその「メディッチ家」 が残した遺産の中で繁栄しています。 目印は、薬玉がデザインされた家紋。メ ディッチ・リカルディ宮殿(右下の写真) などのように、建物の角や正面 につけら れているので見つけ易くなっています。
(メディチとは薬の意味です)
ウフィッツィ美術館前の大道芸人
建物がライトアップされる夜のフィレ ンツェもまた、魅力ある風景を見せて くれます。それは観光と世界遺産の街 の威信を懸けて、建物の特徴を生かし ています。くすんだベージュの石材の 街は、昼間、レンガ色の屋根で繋がり、 夜はオレンジ色のライトで繋がり、し っとりと大人っぽい夜の世界が広がっ ています。 落ち着きと貫禄の都市フィレンツェは、 昼も夜も洗練された大人の街の香りが 漂う魅力的な街の1つです。
鼻をなでると再び来らる
と信じられている広場の
シンボルのイノシシ。
正露丸のような7つの薬玉 の家紋は建物だけでなく、 絵画中にも描かれています
ライトアップされたポンテ・ベッキオ橋
(サンタ・トリニータ橋から)
ミケランジェロ広場から 夕日に包まれた街を臨む